「バイクはいいよな、いやなこともみんな後ろに吹き飛ばしてくれる。」ぺぺ・ラセール 「赤いペガサス」村上もとか

毎年恒例の夏のロングツーリング。
ロングと言っても1000㌔程度なのだけど。

その夏ツー、今年は9月のシルバーウィークに決行。
決して真夏に走るのが辛いというワケではない。断じてナイ!と声を大にして言いたい。

9月の下旬という時期は、着る服に迷う。朝晩は冷え込むし昼間は陽があたると暑い。
で、重ね着で対応することにする。
今回準備したアイテムがコレ。→http://pro.rs-taichi.com/product/RSU264.html
防風はもちろん防水で、更にコンパクト収納。
もう雨が降ってもヘッチャラだ、一昨日来やがれ。

いつもの様に朝6時に草津PA集合。PAのコンビニ前のテラス席で朝食会議。
そしていつもの様に、特に何かを議論するわけでもなく、走行ルートの確認と次の休憩ポイントを決める程度の打ち合わせ。
寝坊して遅れるって連絡のあった仲間を待ちながら、ダラダラとお喋り。
遅れようが前倒しだろうが全然問題なし。大体がスケジュールなんて無いんだから。
おお、NOプラン、NOスケジュール。素晴らしい響き。ボクも早くスケジュールに縛られない悠々自適な生活を送りたいものだ。

第一日目の予定は、「やまびこロード」を走ろうって事だけしか決まってない。否、決まっているワケじゃない。
まあだけど、何となく「やまびこロードを走るんですよね」っていう雰囲気なんで、何となくその方向で決定。
一路、東海北陸道の「ぎふ大和IC」を目指して出発。
しかし今年の秋は早いのか、朝の高速道路は極寒だ。防寒インナーを着てきて良かった。。。っていうか、こんなに寒いなら皮ジャンで良かったんじゃないかと。。。

この後の行程を考えて長良川SAで給油。給油だけのつもりがダラダラとお喋り。ボク等のツーリングはいつもこんな調子。
1時間走って1時間休憩。本当にツーリングする気あるのか?
スキーに行った時も、スキー場滞在時間は6時間程だけど、滑ってるのは3時間も無かった気がする。
レストハウスでずっとビール飲んでたなぁ。。。(遠い目)

右側車線をノロノロ走る車を蹴散らしながら順調に進む。
附と違和感を感じて前のクルマのペースに合わせて走っていると、左車線を走るクラウンのドライバー、ヘルメットを被ってた。おっとっと覆面だ、ヤベー。
その覆面がPAに入ったのを見届け、更に進んで「ぎふ大和IC」
「やまびこロード」に入る所がイマイチ自信無かったんだけど、案ずるより産むが易しって事なのか直感で走って正解。おぉニュータイプ覚醒か?

以前から走ってみたい道だった「やまびこロード
今回ざっと走ってみた印象は、、、う~ん、普通でした。工事のトラックが出入りする部分が多かったのも何となく興醒めの印象。
もっと紅葉が進んだら印象も違ってくるかも。

空腹を感じながら昼食ポイントを目指す。
荘川から清見までが遠く感じる。何度か走った事があるはずなのに全く記憶にないぞ。地形が変わったのか? 温暖化の影響?
正午過ぎに高山の国八食堂に到着。しかし既に凄い数の待ち行列。
その待ち行列を見た瞬間、即目的地を変更。この速さは最新のナビでも追いつけないんじゃないだろうか。
国八食堂の駐車場を素通りして、前回目に留まって気になっていたラーメン屋に移動。
ココだ→http://j47.jp/ibuki/
駐車場の隙間にバイクを停めてそそくさと入店。運良く空いていたテーブルを占拠。
腹ペコだったこともあって,ボリューム感のありそうな「豚骨醤油ラーメン」をオーダーしたのだけど、う~ん、豚骨が邪魔かもって感じ。
ココは素直に醤油ラーメンが良かったのかな。次来ることが有るとすれば醤油ラーメンにしてみる可能性があるかもしれないと思うんじゃないかという感想。

食後のコーヒーを高山市を抜けた処に有るコンビニで所望。
コーヒーを飲みながら、ボクのヘルメットを、今回一緒に走る友人のCBRに乗せてみる。

スペンサー&CBR

ビックリするくらい似合うじゃないか(´・ω・`)

宿にチェックインするには早過ぎるんで、乗鞍の三本滝に行ってみる事になった。
乗鞍へ向かういつもの道をいつもの様に駆け上る。更にエコーラインの三本滝レストハウスまで一気に走る。
こういう山道を、走る事だけに集中している時が兎に角楽しい。

乗鞍に来るようになってもう随分になるけど、この三本滝は未だ見たことが無かった。
一般車両の来ることが出来る、エコーライン終点の三本滝レストハウスの駐車場にバイクを停めて、そこから滝までは徒歩で向かう。
軽い気持ちで向かったのだけど、コレが思ってたよりキツかった。クソッ、10年前なら余裕だった、、、ハズ。

三本滝

ヘトヘトになってバイクを停めたレストハウスまで帰還。
かなり足腰に来てる。もう歩きたくない。
風呂上がりのビールの為に我慢していた水分補給だけど、堪らずココで摂取。
暫しの休憩の後、いつものスーパーで御摘みを仕入れて、16時にいつもの宿にチェックイン。
一っ風呂浴びた後、極楽ビールで旅の無事を感謝しつつ乾杯。
晩ご飯の後は、テレビの前に陣取っていつもの様に焼酎で二次会の開始。そしていつもの様に飲み潰れ、、、、第一日目の終了。


第2日目
一緒に走った仲間の一人が、明日は仕事だそうで今日帰る事に。
あらゆる引き止め工作も虚しく、本人の意志は固いようで。
御岳スカイラインまで一緒に走って、そのまま帰る事になった。
って事で、御岳スカイラインを目指すことに。
道がイマイチ解らないんで、宿のPCでルートを調べる。
何となくのルートを頭に入れて出発。多分何とかなるでしょう。

気候が良くなったせいか、バイクの人が結構多い。
テンションの高い人も多いようで、元気なピースサインを返してくれる人も沢山。イイね~、ツーリング感たっぷりだ。
ボクの場合、すれ違うライダーに対しては、軽いお辞儀で挨拶をするのだけど、今回は大半のライダーがリアクションを返してくれた感じ。
米国製のスカタンスカタンと煩いバイクに乗った人や、ドイツの高級バイクに乗った人は、ノーリアクション率が高め←やまちん統計

御岳スカイライン(村道41号)は、以前行った事のある御岳スキー場を走る道で、ココね→http://www.mapion.co.jp/m2/35.84284077,137.54593765,16/poi=L0362471 実際に行ってみたら何となく見覚えのある道で、殆ど迷うことなく進むことが出来た。
しかし凄い道だ。ゲレンデ内を走るエリアに入ったら、ヘアピンカーブの連続。く~っ堪らん。

御岳スカイライン

何台かのツーリングバイクを蹴散らし追い越しながら頂上の田の原のレストハウスへ。
そこのレストハウスでは、ライダーに対する心尽くしが嬉しい感じ。
ライダーは食後のコーヒーがサービスだって。

スカイラインの来た道を駆け下る。
この下り坂がまた楽しい。
コーナーに向かってバーッと加速、ブレーキングポイントでスッとブレーキング&シフトダウン、ブレーキを緩めつつ倒し込んでコーナリング、立ち上がりでアクセルをガバッと開ける。
文字で書けばこれだけだけど、その間にも路面の状況、先行車や対向車の有無、身体の位置、頭の位置、視線の向き、力を入れる部分、抜く部分とイロイロな処理作業。
この事だけに集中して走ると、それ以外の殆どの事は頭から飛んで行ってしまう。←処理能力をオーバーしてるだけなんじゃ。。。
こういうのが、ボクにとってバイクが「非日常」の状態になるという事なのかも。

御岳を下りきって、仲間の一人が帰路に向かう分岐点に到着。
ボク等は乗鞍の宿に向かうべく左へ、大阪へ帰る仲間は右へ。
無事帰宅を願う。家に帰るまでがツーリングだぞ。
県道20号を開田高原へ向かう。
他県ナンバーのクルマを追い抜きながら直走り、野麦峠へ。
ジムカーナの様に切り返しながらガンガン峠を昇る。
と左目のコンタクトがポロリ。あ、外れたコンタクトが左目に下瞼に引っ掛かってる。
ちーッ、峠の駐車エリアまで急いで行って、コンタクトを目に戻さないと、下瞼に引っ掛かってるコンタクトが干からびる。
おらおらおら!!、ノロノロ走るオフロードのヤツ、退け除けィ!とスパトラのマフラーを装着したバタバタ煩いオフロード二人組を纏めて蹴散らし、一目散に峠へ向かう。
峠のトイレの洗面所で左目のコンタクトを無事救助。今日2回目のポロリだ。このコンタクトは家に帰ったら交換しないとな。

御岳スカイライン、野麦峠と今日は峠道お腹いっぱいの状態だったから、ココからはゆっくり帰ろうってことで野麦峠を下り始める。
と前を走る集団に追いつく。
一番後ろのバイク、マフラーの音が煩すぎ。でしかもペースが遅い。
って思ったら、道を譲ってくれた。
道を譲ってもらったら、スパッと抜いてサッサと見えなくならないとカッコ悪い。
なので、お腹いっぱいの峠道だけど、また飛ばす羽目に。
山道満腹だけどシャカリキ走っていつもの道を走って宿まで。
宿の入口で、今日から合流するもう一人の仲間がお出迎え。
結局今日は220㌔程走った。しかも殆ど山道。いやもう峠道はお腹いっぱい。ああしかし腹減ったな。

第3日目
9月20日から一泊で参加した仲間は、今回バイクの調子が悪いそうでクルマで参戦。
うん、クルマでも何でも来てくれたことに感謝。参加することに意義がある。とクーベルタンも言ってるしな。
でもクルマで来ることがもっと前に解っていれば、もっといろんな人に声をかける事が出来たかもなんて、「たられば」的な思いもあったり。
だってほら、クルマならバイクと違って便乗できたりするし。

10時過ぎに宿を出発。この宿って毎回キチンと出発を見送ってくれるんだよ。「おもてなし」だよね。こういう心使いで、また来ようって思うんじゃないかな。
バイクとクルマの並走は無理が在るかもしれないんで、取り敢えず目的地を決めて出発。
先ずは昼飯ポイントとして、せせらぎ街道に有る蕎麦屋を設定。
が思った程の渋滞もなく、昼食場所の蕎麦屋に到着。
その蕎麦屋もお客さん沢山居たけど、殆ど待ちなしで席に着くことができて、例の何の葉っぱを揚げたのか判らない天ぷらの付いた天ざる蕎麦をオーダー。うん今回も何だコリャな天ぷらで楽しく美味い。
昼飯の後は気持ちよくせせらぎサーキット、、、違う、せせらぎ街道を走って道の駅「パスカル清見」でコーヒーブレイク。
其の後は郡上八幡まで辛抱走行。郡上八幡からは高速道路で関SAまでひとっ跳び。
ココにきてやっとシルバーウィークらしき混みよう。クルマの人はSAに入るのも一苦労。
バイクは悠々パーキング。
少し長めの休憩を摂って、給油ポイントの養老SAへ向けて出発。
例の如く追い越し車線をノロノロ走る車を蹴散らしながらカッ飛んで養老SAへ。
養老SAでは給油のみのストップ。続けざまに草津PAまで混んでる高速道路を小僧の様に飛ばす。
イイ歳して小僧みたいな飛ばし方は見っとも無いんじゃないかって、自分の中のある部分では思うのだけど、どうしても抑えられない事って有るよね。
まだまだ若いッて事?←精神的にガキって事だよ。

渋滞の名神を能動的にすり抜けて草津PA。
ココのコンビニ前のテラス席で、今回のツーリングの余韻に浸りながらしみじみ。
一か月程時期はズレたけど、今年の夏ツーもいよいよ終わりに近づいた。ここから家までは約30分。しかし家に帰るまでがツーリング。もうひと頑張り。
出来ることならもっともっと旅を続けたい、なんて思いも湧き起る。
いつまでも旅してる状態を[放浪」というのだけれど、そういうのに憧れが無いわけじゃない。でももうボクは「放浪」するには歳をとりすぎたし柵も多いように思う。
歳はともかく、柵を捨てればいつでも「放浪」に近い旅が出来るかも。。。なんてね。
非日常である「旅」も「放浪」まで行くと、旅そのものが日常になって「生活」という柵が発生する。それを許容するというか受け入れるには、ボクは歳をとりすぎたんだろうな。
みたいな事を、酒の酔いによる刹那的な非日常の世界に浸りながら、いつまでも小僧のようなオジサンはあれこれ想いを巡らせながらコレを書いてるワケで。

今回も身体と免許が無傷で帰れたことに感謝。
また来年。いや次の連休?
























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