「全てがうつりゆく中で、変わらぬものみつけたなら、両手をひろげせいいっぱいのやさしさを君にも」角松敏生「NO END SUMMER」

360°パノラマカメラなるものを手に入れた。
コレをバイクに取り付けてワインディングを走ったら面白い動画が撮れる鴨なんて思い、今年の夏休みのとある一日、いそいそとプチツーに出かけた。
一緒に走るのは、いつも蔓んでる友人。
何処へ行こうかと思案の末、鈴鹿スカイラインと、滋賀県に在る「太郎坊宮」という山の神社に行ってみようということになった。

いつもの様に、草津PAのコンビニ前のテラス席に集合。
お盆も過ぎた8月20日、まだまだ夏真っ盛り。非常に、否、異常に暑い。
こんな時期にバイクで走り廻るなんて、正気の沙汰ではないなと思う。
バイクに乗るのが本当に好きなヤシでないと、ツーリングに行こうなんていう発想にはならない??
それを立証するように、スカタンスカタンと五月蠅い亜米利加製の小汚いバイクは一切走っていない。よきかな、よきかな。

草津PAでパノラマカメラをバイクにセットして出発。
新名神の甲賀土山ICで高速降りて国道1号線を少し進んですぐ左折。
いつもの青土ダムを通過して鈴鹿スカイランへ突入。
ここでカメラの録画ボタンを押して、友人を後ろから撮影するため前後入れ替わり。
暫く快調に走るが、すぐに先行車に前を塞がれる。

前は白いセレナ初心者マーク付き。
それに前を阻まれている、マツダのロードスター初期型ハードトップ付き。
カーブでは一旦停止しそうな感じのセレナの後ろで我慢比べのロードスターとバイク2台。
やっとの事で道を譲ってくれたビギナーセレナ。
スビードを上げるロードスター。
それを追う2台のバイク。
しかし、ロードスターのペースがイマイチ。
それを抜きあぐねているような感じの友人。
それを撮影しながら走るボク。

ペースの上がらないロードスターに業を煮やして、友人を追い越し、ロードスターとの間隔をグイッと詰めるボク。
グイグイ追い詰めるGSF。ガンガン逃げるロードスター。
迫力のある映像が撮れてるかな?なんて思いながら走る。
ガンガン走るロードスターだけど、ペースはやっぱりイマイチ。
暫くすると道を譲ってくれたので、抜き際に左手を出して挨拶。
そこからは自分のペースでロング&ワインディングロード。

鈴鹿スカイライン降り切って、国道306号線から421号線に入り、道の駅「奥永源寺 渓流の里
ここで昼飯。
前回一人で来たときは、店の外に並たテーブル席で「永源寺ダムカレー」を食したのだけれど、今回はとても屋外で食べる気になれず、店内で食べる事が出来る物をって事で、前回とは違う店の「牛すじカレー」をチョイス。
が、涼しい店内で食べられるのはイイとして、料理そのもののボリュームが少ないんじゃないかと思う。
ボクらが少ないって思うくらいだから、若い人達なら尚更なんじゃないかな。
あと、カレーも普通。家で食うカレーって感じ。
もうこの道の駅でカレーは食わん!と思った次第。
カレー食った後も、食後のアイスコーヒーで涼しい店に立て籠る。

1時間ほどの後、東近江市の「太郎坊宮」へ向かう。
太郎坊宮」というのは、天照大神の第一皇子神(人間でいう長男)を祀っている神社だそうで、その祀られている神様の名前は、正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ)とのこと。
その名前の意味は、「まさに勝った、私は勝った。朝日が昇るかのように、鮮やかに、速やかに勝利を得た」ということらしい。要するに勝利の神様という事なのだろう。
その勝利の神様を祀る神社にお参りして、最近勝利から遠ざかっているボクも、いっちょご加護に賜ろうっていう企み。
勝利から遠ざかっているのではなく、勝負を避けてるっていう話もあるが。

八日市ICを超えた辺りから渋滞が始まる。
油温もグングン上がってヤバい感じ。勝利の神様へのお参りを阻む何かがボクに襲い掛かる。
信号待ちでエンジンを切り、動き出したら早めにギヤを上げて、クルマの列から外れて少しでも風を受けるようにしながら戦い続ける。
やっとの事で辿り着いた「太郎坊宮」、お参りするには天まで続いていそうな急な階段を昇らなくてはならないらしい。
ここにきてまた新たな試練。

太郎坊宮1

ふうふう言いながら登り切った階段の先に岩の間の細い路地。
本殿はこの先らしい。

太郎坊宮2

この岩の間の路地、路地ではなく岩の割れ目らしい。
悪人がこの割れ目を通ると、岩に挟まれてしまうそうだ。
いや、ボクは決して悪い人間ではないので、なんの心配もないのであるが、神様も勘違いすることもあるだろうし、だいたい何をもって良い人・悪い人というのか、その基準が解らない。
その基準が解らないまま、この岩の間を通るのは甚だ危険ではないのか、う~む。
さすが神様、最後まで試練をお与えになる。
ここで躊躇していては、今後の自分に自信が持てないまま生きていくのではないか、ここで挟まれて死ぬのならココまでの人生。
覚悟を決めて岩の隙間に入っていく。色即是空 空即是色 羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶
と、アッという間に岩の割れ目を通り抜ける。おお私は生きている。私は神も認める良い人である。

最後の階段を上って本殿にお参り。様々な困難を克服してココまで来たわけであるので、コレからはきっと勝利に満ち溢れた人生であることだろう。
本殿下の広場からの眺望。

太郎坊宮3

しかし兎に角暑い。風が殆ど吹いていないからか。
この太郎坊宮は昔、天狗が住んでいたらしいのだけど、天狗の住処ならもう少し風が吹いてもよさそうなものである。
日陰を求めて山を下る。
駐車場の端の自動販売機前に日陰とベンチを発見。暫くはここでビバーク。救援を待つ(嘘)

ベンチに座って、駐車場に出入りする車を眺める。
駐車場が満車になることは無かったけど、結構頻繁に車が出入りする。
なかなかの人気スポットなのか。
先程の岩の割れ目の道が、パワースポットとして最近注目されているらしい。
ボク的には「パワースポット」というより「パワー要るスポット」だと思うのだけど。
だいたい「パワースポット」ってのは、そこに行く事(或は居る事)で気分が良くなったり、元気になったりする処だと認識している。
なので、パワースポットは人其々だと思うし、誰もが気分良くなったり元気になったりする処ってのは、誰でもが気に入る処でもあるから、程々のパワースポットという事なんじゃないのって思ってみたり。

かなりの時間座っていたけど全く汗が引かない。
風も思うほど吹かない。天狗も老いぼれたか。

まだ渋滞してる国道を走って八日市ICから高速道路。
いつもの様に草津PAのコンビニ前のテラス席、、、は暑いから中のイートインコーナーで最後の休憩。
いやしかし真夏のツーリングは厳しすぎる。
そんなにハードに走ったワケじゃなかった筈なのに結構な怠さを感じるってのは、あの神社の階段のせいか。いや、夏バテ?

家に帰って、本日撮った動画のチェック。
ガガ~ん、撮れてない。
録画スイッチ押してスグに録画終了してる。クッソー失敗だ。勝利の神様に見放されたのか。
今週末の土曜日にリベンジを誓う。

そして翌日、いつものバイク用品店に向かう。
注文していたパーツが入ったという連絡を貰って、いそいそと出かける。
本当は前日のツーリングの前に取り付けたかったのだけど、作業予約がこの日しか取れなかった。
序でにETCアンテナのステーの交換を依頼。
ハンドルポストのボルトに友締めするタイプのステーが、そのボルトの穴の所で割れているのを発見してしまった。
穴の左側は完全にちぎれていて、右側は辛うじて一部が繋がってる状態。
その穴にワッシャーを接着剤でくっ付けて、いわゆる骨折の添木をして応急処置。この状態で昨日のツーリングに臨んだワケで。

バイク用品店の作業場の横の休憩室で、自分のバイクの手術を観ながら待つのだけど、この休憩室エアコン効きすぎ。
汗もあっという間に引いていく。昨日とはえらい違いだ。
汗が引くだけではなく、目も乾いていく感じ。
左目がコロコロヒリヒリしてきた。

約1時間半後に作業終了。
ETCのステーは無料で交換してくれた。アンテナも新品?ラッキー。昨日決死の思いで勝利の神様にお参りした甲斐があった。
がしかし、左目がコロコロヒリヒリ。
帰り道は灼熱の国道。汗はダラダラ。左目はコロコロヒリヒリ。
汗と涙が止まらない。
たった8キロの距離が長く感じる。
もう少しだ!頑張れ!
ミラーを覗いて左目を観てみる。なんだお前、泣いているのか。っていうくらい大粒の涙が溢れてる。これはヤバい。
這う這うの体で帰宅。バイクを道端に置いたまま家に駆け込み洗面所へ向かいコンタクトを外す。はぁヤレヤレ。

その週末の前日金曜日。
土曜日の天気がイマイチの様子でリベンジツー決行の是非を思案していると、客先より土曜日出勤の依頼。
って事で、土曜日のリベンジは中止となる。ふっC'est la vie

しかし週明けの月曜日、代休を取れとの指令で、急遽31日にリベンジ決行が確定。コケコッコー、違う、こりゃ結構。
試しに友人に連絡すると、彼も休みなので同行意志表明。
斯くして、平日ワインディング撮影&ニューパーツインプレッションツーリングと相成りまして。

そのニューパーツ。
前後のアクスルシャフトを社外品のクロモリ製のシャフトに交換。→http://www.peo.nara.jp/index.html
取り付けた後の帰り道は、左目が痛くてインプレッションどころじゃなかったけど、ブレーキ掛けたときに何となくフロントサスの剛性が上がったような気がした。

交換したアクスルシャフト

アクスルシャフトF

ツーリングの後で洗車してないから薄汚いな。

アクスルシャフトR

朝10時に名神桂川PA集合。
のつもりが、なんと寝坊。
いつもと同じ時間に起きたけど、まだ早いやなんて2度寝してしまった。
1時間遅れる旨をメールして、急いで準備。

慌てて出発するも、携帯忘れた事に気付いて一旦帰宅。高速乗る前で良かった。
携帯をポケットにねじ込んで再出発。
今日は前回に比べて湿度が低い分涼しく感じる。

桂川PAの日陰のベンチでブリーフィング。
陽の当たる所は流石に暑いけど、日陰はとても爽やか。

京都東ICで高速降りて、湖西道路を雄琴まで。
仰木から奥比叡ドライブウェイに突撃。
ベースポイントの峰道ドライブインでカメラのセッティング。
友人に先行してもらい、後ろから撮影開始。
下りは遅い車に引っ掛かるが、上りはクリーンラップで走れた。

昼飯は朽木の鯖すしと十割そば。→https://tabelog.com/shiga/A2505/A250501/25001083/
ここはバイク専用の屋根付き駐車エリアが用意されてて、ヘルメットを置くための棚まで完備という、ライダーへの心使いが嬉しい店だが、最近はそのバイク専用駐車エリアの半分ほどが自転車用に割り当てられてる。
最近の琵琶湖周辺は自転車天国って感じ。

ボクにはチョイと値の張る高級な昼食の後は、メタセコイヤ並木を目指す。
メタセコイヤ並木を走ると、何故か気持ちイイと感じる。要するにボクにとってのパワースポットって事だ。
清々しい気持ちでメタセコイヤ並木を走り抜け、海津大崎の手前のカフェでコーヒータイム。
のつもりが、件の店は定休日。平日ツーリングはコウいう事が多々ある。
仕方なくそのまま奥琵琶湖パークウェイを目指すが、そこに至る道が土砂崩れで通行止め。
前回来たとき(6月下旬?)も土砂崩れで通行止めだった。それ以来工事が進んでない? っていうか新たに土砂崩れ?
厄介な土地だな。
少し引き返して、道の駅「追坂峠」まで引き返して、缶コーヒーでお茶を濁す。

ケニーとスペンサー

↑二人で走る時は、スペンサーを被るようにしよう。

奥琵琶湖パークウェイ走れないなら、湖東に抜ける意味ないなと思い、湖西道路で帰路につく。
眠い湖西道路をひた走り、真野から琵琶湖大橋に抜けて、栗東ICから高速に乗る。
いつもの栗東ICのループ、二つ目のループ少し失敗して、危く栗東の土になる所だった。桑原桑原。

例の如く草津PAで最後の休憩。今回は涼しいのでコンビニ前のテラス席に陣取る。
平日なのでバイクは少なかったけど、全く居ないわけじゃない。休日は皆夫々。

交換したアクスルシャフトのインプレッション。
今のボクには明確な違いは判らなかったけど、何となく高速コーナーで安定しているように感じたのはプラシボー効果?
剛性が上がった分、入力に対する反応がシビア鴨。
それが栗東IC#2の失敗の原因?。
もうチョイ時間かけてイロイロ試してみよう。

19時過ぎに無事帰宅。
しかしバイクをガレージに入れるときに大往生。
いつもの様にスンナリとガレージにバイクを入れる事が出来ない。
なんでだ、ガンガン攻めたわけじゃないし、急な階段上ったワケじゃ無い。
なんか腕に力が入らない。体調のせいか? ヤバい鴨。
兎に角体力付けないと、今後のライダー人生に影響が。
先ずは腹筋と腕立て伏せ、、、つーか酒を控えるのが先か。


愈々2週間後に迫った、今年の夏ツー。
いまボクの気持ちを前向きに出来るのは、この夏ツーだけ。
しんどい時は夏ツーの計画をたててテンションを上げるという、なんていうかキワドい状況。
夏ツー終わった後が心配だなコリャ。



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